脳外傷による高次脳機能障害

脳外傷による高次脳機能障害とは
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 交通事故で頭部外傷を受け、脳損傷により様々な障害が出る場合があります。例えば、新しいことを学習できないなどの記憶・記銘力障害、集中力障害、判断力が低下したなど(認知障害)、感情易変・不機嫌・幼稚・暴言・暴力・被害妄想など、性格が変わってしまった(人格変化)などがあります。このような障害がでる頭部外傷として、「頭蓋骨骨折」「局所性損傷」「びまん性脳損傷」の3つに分類されるといいます。「頭蓋骨骨折」により硬膜が傷つき、様々な神経症状が出る場合があります。
 「局所性損傷」とは、硬膜外血腫(頭蓋骨と硬膜の間に血腫ができ脳が圧迫されることにより神経症状が出現する)、硬膜下血腫(硬膜と脳との間に血腫ができる)、脳挫傷(脳の局所性損傷)、脳内血腫(脳の内部で血管損傷により出血、血液の固まりができる)の4つに分類されるといいます。また、「びまん性脳損傷」とは、脳震盪とびまん性軸策損傷(6時間以上の意識喪失)があります。「頭蓋骨骨折」「局所性損傷」によって脳が損傷された場合は原因が判明されますが、脳の損傷部位がはっきりしていない「びまん性脳損傷」による場合(脳の神経と神経の連絡が遮断されてしまう)が、現在、問題となっている「脳外傷による高次脳機能障害」といわれています。
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